Algorithmic Couture β

アルゴリズミック クチュール β

ABOUT

Algorithmic Coutureは、マスカスタマイズされた『Couture』の型紙を『Algorithm』によって残布量がゼロになるように自動生成する仕組みです。

WEB上で身体寸法、素材、色などをカスタマイズし、型紙の自動生成、デジタルファブリケーション機器との連携まで含めたサービスを目指しています。

AWARDS

H&M Foundation’s Global Change Award 2019, EarlyBird Prize

CREDITS

プロジェクトリーダー/ファッションデザイナー:川崎和也、清水快(Synflux
デザイナー:佐野虎太郎(Synflux
アルゴリミックデザイナー:合同会社アーキロイド

Project Lead/Fashion Designer: Kazuya Kawasaki,Kye Shimizu
Designer:Kotaro Sano
Algorithmic Designer:archiroid LLC
Model:Tamami Ohbuchi,Miki Egashira,Shin Kayou
Photo:Tomoki Yoneyama

CONCEPT

服を作る過程では、多くの廃棄物が出ます。

大量生産による過剰在庫の廃棄 本プロジェクトでは、これまで人間のパタンナーが作成していた型紙を自動生成が可能となり、身体寸法・色・柄などのマスカスタマイゼーションを実現します。さらにマスカスタマイゼーションは、生産体制を大量生産から受注生産へと変換し、過剰在庫による廃棄量を削減することができます。

型紙を作成時の残布 従来の型紙は、端部が曲線と直線の組み合わせによって構成されているため、素材に割り当てる際に素材面積に対して15%の残布がでていました。本プロジェクトでは、短冊型と三角型の型紙によって型紙を生成します。さらに、素材へのネスティング(割り当て)を最適化することで残布量をゼロにします。